お金が貯められない人必見!「バビロン大富豪の教え」を読んで思ったこと~②

前回の続きです。

前回は、大富豪アルカドからお金持ちになるために必要な7つ道具を教わったまでで終わりました。

詳しくは前回の記事を貼っておきます。

 

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その後、アルカドはバンシルを見込んで、試練を与えます!

アルカドは、バンシルに2つの袋を渡します。

1つは、金貨がいっぱい入った袋。もう1つは、空の袋です。

2つの袋を金貨いっぱいにして帰ってこいと試練を与えます。

バンシルもアルカドの試練を受け、国を出て旅に出ますが・・・

出て早々に馬レースの詐欺にあい、金貨半分を持っていかれてしまいました。

バンシルは、利口なのか馬鹿なのかわかりませんね。

でも子供ですから純粋ですし、仕方がありません。

全財産賭けなかっただけよかったでしょう。

そして、そこで出会った家が金持ちの宝石商のダバドと出会います。

ダバドも詐欺グループの被害にあってしました。

ひょんなことからダバドと2人で宝石商をすることになりますが、そこでも悲劇が・・・

今度はダバドに裏切られ無一文に!!

おいおい!w

バンシルお前って人を疑うってしないのか?と思っちゃいますけど、

現代でも高額なものを売ったり買わせたりする人は上手く相手のスキを狙って懐に入ってきます!

特に「素人」「初心者」なんてわかるような人は狙われやすいので注意しましょう。

 

そして、バンシルはアルカドの試練を受けるときに言われたことを思い出します。

「金貨の入った袋が空になったら、空っぽの袋に入ってる物を見ろ」と

袋の中を見ると文字が刻まれた粘土版が入っていました。

そこには「お金と幸せを生み出す五つの黄金法則」が書かれていました。

1.家族と自分の将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨   らませながら、喜んでやってくるだろう

2.黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす、羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くことだろう

3.黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳をかたむける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう

4.自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに投資をしてしまう持ち主からは、黄金は離れていくだろう

5.非現実的な利益を出そうとしたり謀略家の甘い誘惑の言葉にのったり己の未熟な経験を盲信したりする者からは黄金は逃げることになるだろう

バンシルは、4と5の法則にハマってしまったことを痛く実感します。

 

そして1年後

場所を変え、建設業の現場監督として働くようになりました。

現場監督といっても、バンシルは自分自身も作業員と同様に働きます。

そこで、建設事業のリーダーであるドボロフと出会います。

ドボロフは若いながら周りと違うバンシルに一目置きます。

そして、商売の話を持ち掛けるのです。

そして、バンシルも第3の法則を思い浮かべ、商売の話に乗ることにしました。

「あまり利益を生まなかったり回収できる可能性が低い危険な投資は避ける」といったチームのやり方と意見を言える会議を行い、事業は大成功します!

 

そして帰郷

気付けば3年の歳月が経っていました。

最初に両親の元へ向かい、両親と再会した後、大富豪アルカドの元へ向かいます。

そして試練の結果を報告しに行きます。

約束どおり、貰った分の2倍の金貨をアルカドに渡します。

さらにバンシルは、貰った金貨の3倍以上を稼ぐことができたのです。

バンシルは言います「知恵が金貨の2倍以上の価値を持っていたということの証明だ」

アルカドはそれらの金貨はいらないので家族に分けろと言います。

 

そして、アルカドを弟子ではなく同志としてバビロニアの富を共に支えて欲しいと言います。

バンシルが大富豪に認められた瞬間でした。

バンシルはまだ思ってもいませんでした。

これからが最大の試練が待ち受けているということに。

 

不穏な影が、バビロン王国に近づいていました。

 

今日はこの辺で終わりにします。

ではでは~